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肌着とロンパースの違いとは?新生児向け着せ方や用途を徹底解説 !

ベービー服で「肌着」と「ロンパース」の違いとは?

赤ちゃん用品を見ていると「肌着」や「ロンパース」「ボディスーツ」や「コンビ肌着」など、種類の多さと違いが分からずに混乱したということはありませんか?
赤ちゃんの服を買うことは、生まれる前のお楽しみのひとつという方も多いのではないでしょうか。ですが、いざベビー用品を見に行くと、「種類が多すぎて選べなかった…」「必要なものがどれか分からなかった…」ということもあるかもしれません。

生まれる前に水通しをすることを“世界一しあわせな洗濯”と表現している方もSNSでは見かけますよね。今回は、生まれてから特に数が必要な『肌着』と『ロンパース』の違いについてお伝えしていきたいと思います!

 

肌着とロンパースの大きな違いは?

肌着とロンパースの大きな違いとしては、肌着は下着、ロンパースは洋服というくくりです。肌着には「短肌着」や「長肌着」「コンビ肌着」など様々な種類があり、月齢や用途によって使い分けることができます。ロンパースとは、たくさんある赤ちゃんの洋服の形のなかの一つの名称です。ロンパースに似ている形の肌着は、ボディスーツと呼ばれています。

 

 

肌着とロンパースは重ね着しても大丈夫?

基本的には、ロンパースは一枚だけで着ることができます。ロンパースの中にも「ロンパース肌着」「アウターロンパース」といった種類があるのです。肌着タイプの場合は、下に肌着なしで一枚で着せることができます。アウターロンパースの場合は、下に肌着を着せてあげましょう。

赤ちゃんの肌に直接触れるものは、汗をしっかり吸収する肌触りの良い、伸縮性のあるものを選んであげてくださいね。また、汗をかきやすい夏は通気性の良いロンパースならロンパース1枚で良いという方もいますが、月齢が小さかったり、冬場や出かける際にはロンパースの下は肌着を着せた方が良いという方が多いです。

赤ちゃんの肌は敏感なので、縫い目が肌にあたったり、汗を吸収しずらい素材の場合は、肌着を重ねた方が良いでしょう。

 

 

 

ベービー服の「肌着」!赤ちゃんにはどれを着せれば良い?

 

種類がたくさんあるとお伝えした「肌着」ですが、では実際に赤ちゃんにはどの肌着を着せると良いのでしょうか。季節や用途、そして好みで変わります。どのような時に適しているのかをご紹介していきます。

 

短肌着

肌に直接触れる短肌着は、生まれてからすぐに使用できます。腰までの短めの長さで着物のようになっているので、内側と外側に付いている紐やスナップで留めるようになっています。短肌着は様々な肌着と合わせて使うことができます。1年を通して使用できるので多めに持っておくと良いでしょう。

 

 

長肌着

長肌着は足が隠れるくらいの長さがある肌着のことを言います。

形としては、短肌着同様に着物のような形です。足元にスナップや紐はついていないので、頻繁におむつ替えをする新生児期は長肌着が着脱させやすいでしょう。短肌着の上に重ねて着せることが多く、暖かい時期の室内では短肌着・長肌着のみ過ごすことも可能です。

 

 

 

 

ロンパース型の肌着

ロンパース型の肌着はボディスーツとも呼ばれています。 上下がつなぎのようにつながっていて、股についているスナップを留めることができます。上下がつながっているので、赤ちゃんが動き回ってもお腹を冷やすことはありません。首がすわるまでは前開きのタイプの形、首がすわってからは頭から被せる形がおすすめです。

タンクトップ・長袖・半袖と様々な種類があり、季節に合わせて使用ができる人気のアイテムです。

 

 

 

カバーオール型の肌着

手足までしっかり着せられる長袖長ズボン型の肌着のこと言います。前開きと頭から被せるタイプがあります。

 

 

 

 

ツーウェイオール型の肌着

股下から足先にかけてあるスナップの止め方次第で、カバーオールにもドレスオールにもなる肌着の事を言います。使い分けができるので、赤ちゃんが体をよく動かす時期に使いやすいタイプです。

 

 

 

 

季節別おしゃれロンパースを解説!

では、季節別にどのようなタイプのロンパースが良いのかを解説していきます。

赤ちゃんは自分では体温調節することは難しいですし、タグが肌にあたって「かゆい」と言うこともできません。季節や赤ちゃんの肌に優しい素材で、赤ちゃんが心地よく過ごせることを前提として、柄やデザインでかわいさを求められると良いですね。

 

 

おすすめ①春のロンパース

春は、長袖ロンパースがおすすめです。まだ肌寒い季節ですので、中に肌着を着せるようにしましょう。肌着も長袖・半袖やノースリーブなど気温によって変えていくことが大切です。外に外出するときは、長袖と半袖を用意しておくと急な気温の変化にも対応できるでしょう。

 

 

おすすめ②夏のロンパース

夏は、半袖もしくはノースリーブ型がおすすめです。中に肌着を着せなくても、快適に過ごせます。ですが、赤ちゃんは汗をかきやすいので、吸水性が良く、肌触りの良い素材にするようにしましょう。また、直接肌に触れますので、タグの位置を確認し、赤ちゃんが不快にならないか確認しておくと良いですよ。

 

 

 

 

おすすめ③秋のロンパース

秋は、春同様に1日を通しての気温の変化が大きいため、長袖のロンパースの中に肌着を着せるようにすると良いでしょう。ですが、着こみすぎてしまうと、日中は暑くて汗だくになってしまうことも。気温に応じて、半袖で過ごす時間や、涼しい時間には上に何か羽織らせてあげるなどで調整できるようにしていきましょう。

 

 

 

 

おすすめ④冬のロンパース

冬は、室内と室外では気温の差が非常に大きいです。外が寒かったので厚着させてきても、室内は汗をかくほど暑かったり…。ですので、厚手のものと薄手のものを両方準備しておくと困らないでしょう。外に出る時間が長ければ、保温性に優れた温かい素材のロンパースを着せてあげましょう。また、上着や帽子などで寒さをしのげるようにしてあげると良いでしょう。

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?肌着の種類の違いについて、参考になったでしょうか?赤ちゃんは、自分で体温調節することはできません。少しでも心地よく過ごせるように、季節や時期に合った肌着を着せてあげるようにしてあげてくださいね。今は、様々な柄や、こだわりの素材でできている肌着も多くあります。妊娠中の方は、これから生まれてくる赤ちゃんへの最初のプレゼントとして、赤ちゃんのことを思いながら、準備をしてみてください