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保育士がおすすめする転職サイト5選!利用するメリットとデメリット

保育士は、子どもの成長を側で見守ることが出来るやりがいのある仕事です。しかし、人間関係や給料の低さなどから転職を考える人も少なくありません。私も新卒から数回転職をしています。

この記事では、私の転職活動の経験から転職で活用出来るおすすめの転職サイトを5つご紹介します。自分に合う転職サイトが見つけられるように、それぞれの特徴を分かりやすくまとめています。

また、転職サイトを使うメリットやデメリットも解説していますので、転職活動にお役立て下さい。

保育士の転職市場と離職率について

  • 保育士の離職率は9.3%で、経験年数が低い層の保育士が多い。
  • 保育士の退職理由は「職場の人間関係」が最も多い。
  • 保育士は全国的に不足している為、需要がある。

平成28年及び平成29年社会福祉施設等調査(厚生労働省)によると、離職率は9.3%となっています。また、経験年数は低い層が多く、8年未満の保育士が約半分となっています。長い年数で保育士をする人は少なく、早期離職の傾向があることが分かります。

厚生労働省資料:保育士の現状と主な取組(資料3)より https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000592531.pdf

保育士を退職した理由は「職場の人間関係」が最も多く、続いて「給料の低さ」「仕事量の多さ」となっています。このことから、保育士にとって働く環境はとても重要だと言えるでしょう。働きやすい保育園を探す際は、気を付けたいポイントですね。

令和3年10月のデータでは、保育士の有効求人倍率は2.66倍となっており、全職種平均の1.16倍と比べると高いことが分かります。有効求人倍率とは求職者数に対する求人数の割合のことです。

つまり倍率が高くなるにつれて、仕事の数に対して働き手が少ないということになります。各県によっても数値が異なりますが、全国的に保育士が不足しています。共働きの家庭は、増加傾向にあるので、これからも必要な職業と言えるでしょう。

厚生労働省資料:【R3.10】有効求人倍率HP用  https://www.mhlw.go.jp/content/R2.11..pdf

保育士の求人の見つけ方

保育士の求人は、下記の場所で見つけることが出来ます。

  • 保育士の転職サイト
  • 求人情報誌
  • ハローワーク

1番おすすめできるのが「保育士の転職サイト」です。なぜなら、保育士の求人に特化したサイトであり、情報量が多いからです。他では見つけられないような求人も掲載されています。保育士の求人を探す時は、まず転職サイトを見ることをおすすめします。

しかし、どのような転職サイトを利用したらよいのか迷いますよね。次の章でおすすめの転職サイトを5つご紹介します。

おすすめの保育士転職サイト5選

保育士が厳選したおすすめの保育士転職サイトを5つご紹介します。

転職サイトによって、特徴や強みが異なります。転職活動では、自分に合ったものを利用することが大切です。 

保育士バンク!

保育士バンク!は「転職が決まりやすい」「信頼できる」「保育士がオススメする」「お客様満足度」「認知度」「好感度」の6部門でNo.1。きめ細かなサポートを受けられることが強みです。全国を対象に45,000件の求人が掲載されています。求人数が多いと、その分希望条件に合う保育園も増えます。自分に合う保育園に出会う為には、求人数の量は重要なポイントです。

保育士ワーカー

保育士ワーカーの運営会社全体で、転職成功者は30,000人います。実績があり信頼のおける転職サイトです。求人数が40,000件と非常に多く、全国の求人が掲載されています。支店の数も15か所あり、それぞれの地域に詳しいアドバイザーが担当してくれます。地方での転職を安心して任せることが出来ます。

マイナビ保育士

マイナビ保育士は、転職サイトの大手である株式会社マイナビが運営しています。大手ならではの転職に関するノウハウを多く持っています。アドバイザーの質が高く評判が良いことが特徴。関東の首都圏に求人が多いので、地方で転職を考えている方は、求人数が少ない場合もあります。

ほいく畑

ほいく畑を運営している株式会社ソニーネットは、福祉に特化した人材サービスを提供しています。ブランクあり・未経験OKの求人が多く、転職に不安がある方も丁寧にサポートしてもらえることが強み。専任のアドバイザーがつくので、自分のことを理解した上でピッタリの求人探しをしてくれます。

ヒトシア保育

株式会社ネオキャリアが運営する転職サイトです。全国に40,000万件以上の求人があり、迅速な対応と質の良い求人が特徴です。非公開求人も多く、転職サイトでは見つけられない求人を多く紹介してもらえます。短期間で転職をしたい方におすすめです。

保育士の転職エージェントとは?

  • 転職エージェントとは、保育士の転職を総合的にサポートしてもらえるサービス。
  • 転職エージェント利用のメリットは、自分に合った保育園を紹介してもらえること。
  • 転職エージェント利用のデメリットは、アドバイザーとのやりとりが大変に感じる場合があること。

転職エージェントとは、アドバイザーに手厚い転職サポートをしてもらえるサービスのことです。厚生労働大臣の認可を受けてサポートを行うため、無料で利用することが出来ます。

サポートの内容は、求人紹介・面接対策・見学や面接の日程調整・条件交渉など様々です。転職エージェントによって、サポート内容は多少変わります。必要なサポートが受けられる転職エージェントの利用をしましょう。

初めて転職をする方は、求人の探し方や転職の進め方など分からないことが沢山あるかもしれません。転職エージェントを利用することで、転職に関する様々な悩みを聞いてもらえます。転職をするかどうかという悩みや退職の仕方の相談も可能です。転職を考えている方は安心して転職活動をスタートすることが出来ますよ。

転職サイトは求人情報の検索には役立ちますが、アドバイザーはつかない為全て自分で行わなければなりません。自分で、求人を選んだり、保育園とのやりとりをしたりすることは、大変なことです。自分で転職を進めなくてならない点は転職エージェントと大きく異なります。 

転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントを利用する1番のメリットは、自分に合った保育園を紹介してもらえること。転職に詳しいアドバイザーが担当してくれるので、総合的な転職の相談をすることが可能です。自分の個性や悩みを知った上で紹介してもらえるので、園とのミスマッチを軽減させることが出来ます。

また、転職エージェントを利用することで、保育園の内情まで知ることが出来ます。転職サイトだけを見ても、保育園の内情までは分からず見極めることが難しいです。転職エージェントの場合は、園内の人間関係や残業時間なども把握しているので、環境の良い保育園を知ることが出来ます。

仕事をしながら転職活動をすることに不安を抱える方も少なくないでしょう。転職エージェントは、保育園と転職したい保育士の間に入って日程調整などを行ってくれます。自分の代わりに保育園へ連絡をとってくれることで、自分からアプローチせずにすみます。忙しい保育士にとっては強い味方と言えるでしょう。

転職エージェントを利用するデメリット

デメリットとしては、アドバイザーとのやりとりが大変だと感じる場合があることです。アドバイザーは、転職のサポートをしようと精一杯やりとりをしてくれますが、電話やメールの量が多いと煩わしいと感じるかもしれません。

その時は、あらかじめ可能な連絡方法や時間を伝えておくことが有効。また、転職エージェントによって、対応が変わるので自分に合ったものを使うことが大切です。

まとめ

おすすめの転職サイト5選と、利用するメリットとデメリットについてご紹介しました。

保育士を続けたいけど、今の環境を変えたいという方は少なくないでしょう。

求人情報だけを見て、求人を見極めることは難しいことです。保育園の内情を知っている転職エージェントを利用することで、マッチング率を上げることが出来ます。

転職活動が初めてで不安・相談したいという方は、転職エージェントの利用を検討してみましょう。