毎月たくさんの絵本が発売されるので、どんな絵本を購入するべきか悩みますよね。保育園や自宅で新刊の絵本を読み聞かせたいと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、7月のAmazonの絵本売上ランキングと、8月の絵本の新刊をご紹介していきます。
素敵な絵本がたくさんありますので、絵本を購入する際の参考にしてみてください。
7月末日現在、Amazonの絵本売上ランキング
まずは7月のAmazonの絵本売上ランキングをご紹介します。
1位:おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで
おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで (かがくヲたのしむノンフィクション)
キンメダイ、アナゴ、イカなど、釣り上げた魚をさばき、だんだんと美味しそうな切り身へとかわって行く様子を、動画のような連続性で見せる写真絵本。 魚のとくちょうや部位の名前も解説しています。おすしになるまでを写真でわかりやすく紹介しているので、普段食べている食べものへの見方や考え方が変わるきっかけになる人気の一冊です。
2位:だいじだいじどーこだ?
毎月ランキング上位に入っているこちらの絵本が、7月もランクインしています。プライベートゾーンのことを分かりやすく子どもたちに教えてくれる絵本で、イラストやテキストが分かりやすく書かれているため、3歳児にも伝わりやすい内容になっています。
幼いころから自分の「からだ」を知ること、また「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を理解し、自分も他人も大切な存在だということを認識することが大切です。正しい知識を持ちながら人と関われるように、幼少期から防犯意識を持たせましょう。
この本は、著者の遠見才希子医師が自身のお子さんとのエピソードを交え、からだの大切さだけではなく、一人ひとりが大切な存在ということを伝える”いちばん最初に読む「からだ」と「性」の絵本”です。
3位:育ちのよさがみにつくおさほうえほん
かわいらしく、やさしいイラストで「おさほう」の基本を教えてくれる絵本です。あいさつの仕方、物の渡し方、食事など、身につけたい基本が詰まっているので、子どもへの読み聞かせと同時に大人にもためになる内容となっています。「育ちのよさ」は、ふとした瞬間の言動や何気ない仕草に表れるものです。この絵本を読んで「育ちのよさ」を身につけられるようになるといいですね。
4位:じゃあじゃあびりびり
赤ちゃんの「最初の本」として大人気のこの絵本は、「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「みず じゃあじゃあじゃあ」楽しく明確な絵とリズミカルなことばで、音から物を認識する絵本です。小さめサイズで厚紙なので、あかちゃんが乱暴に扱ったり放り投げたりしても破れません。
初版は1983年に発売され、現在は厚紙絵本として改訂されているロングセラーです。
5位:しましまぐるぐる
しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) 0~2歳児向け 絵本
2009年に発売されたこの本は、10年以上経っても愛され続けている「しましまぐるぐる」シリーズの絵本です。6月もランキングに入っていた人気作品です。
「しましましま……こんにちは」「ぐるぐるぐる……ぺろぺろきゃんでぃー」リズムの良い言葉を声に出しながら、指をさしたり、笑いかけてあげれば、赤ちゃんの視線が右へ左へと動いたり、こちらに向かって笑い返してくれたり。
0歳児から読み聞かせができ、「絵本を見せたらじっと集中している」「気に入って何度も読みたがる」と大好評です。
オススメ5選!8月絵本の新刊情報!
8月もたくさんの絵本が発売されます。その中でも特にオススメの絵本の新刊をご紹介していきます。
ぶどうおいしくなーれ
ぶどうおいしくなーれ
発売日:2022年08月12日
作者名:矢野 アケミ
出版社:大日本図書
<あらすじ・内容>
「ぶどーるぶどーる おいしくな~れ」これはぶどうがおいしくなるおまじないの言葉。きっとジュージーでぷるっぷるの甘いぶどうが現れるんだろうなと想像しながら「ぶどーるぶどーる むきむきぽん!」とページをめくると、えっ!びっくり!思いも寄らないものが出てきます。
次こそはとまた皮を「むきむきぽん!」。でも現れたものは、やっぱりぶどうとは似ても似つかないもので……。ページをめくるたびに「ちがーう!」「なんで?!」と驚きの声が聞こえてきそうです。でも、そこに現れるのはどれもおいしそうなものばかり。どーなってるの?と思いつつも、「ぶどうじゃないけど食べちゃおう!」ということになるのです。
「むちゃむちゃむちゃ」「ふはっふはっ あちち」。楽しくておいしいから、これはこれでラッキーなのかも?!と思えてきます。
対象年齢:0〜2歳
<オススメポイント>
バナナ、みかんに続き3作目となる「おいしくな〜れ」シリーズ。ぶどうの皮をめくるとどんな食べ物が出てくるのでしょうか。ワクワクしながら楽しめる絵本です。
まねまねどうぶつ
【Amazon.co.jp 限定】「まねまねどうぶつ」(クリアファイル付き)
発売日:2022年08月31日
作者名:shimizu
出版社: ポプラ社
<あらすじ・内容>
ゆかいなどうぶつたちの、ものまねパーティがはじまる!まねまねどうぶつたちはものまねがだいすき。くっついたり、離れたり。
いつも仲間同士で協力して、なにかのまねをしています。ウサギとカエルが「にんじん」に、クマとヘビが「ホットケーキ」に、そして「○○○」に!?
対象年齢:児童
<オススメポイント>
shimizuさんはTwitterで大人気のイラストレーターです。「そうなるの!?」が、止まらない!SNSで話題の著者による、発想型絵本!
にゃっ!
発売日:2022年08月15日
著: クレール・ガラロン 解説: 北原 みのり 訳: 相川 千尋
出版社:アジュマ
<あらすじ・内容>
「ねこちゃんだ! つかまえたいな」フランス発の、小さな子どもが初めて「同意」と「他者の尊重」を猫との交流で学ぶことができる画期的な絵本。誰に対しても、同意や身体と意思の尊重といういちばん先に身につけてもらいたいことが子どもの目線でおはなしが進みます。そして語り手の子どもの姿は登場しません。そのため、ジェンダーが特定されず、男の子でも女の子でも自分を投影しながら読むことができる作品です。ポーランドでも出版され、幼少期の思考を育む本書は、何度でも読み聞かせてあげたくなる愛おしい一冊になるはずです。
対象年齢:3〜5歳
<オススメポイント>
かわいい猫との交流を通じて、相手とどう接するべきかを学べる絵本。同意や尊重とはどういうことなのかを教えたい時に読み聞かせてあげましょう。
いないいない だーれだ?
発売日:2022年08月30日
作者名: エルサ・ムロジウィッツ
出版社: ロクリン社
<あらすじ・内容>
「わんわん」「にゃーにゃー」「あおーーーん」ページの裏にかくれた 11 ぴきの動物たちが、いろんな声で鳴いています。だれがかくれているのか、めくってのぞいて見てください。
対象年齢:0歳〜2歳
<オススメポイント>
世界7カ国で大人気の、めくって遊ぶ”三角形”の赤ちゃん用しかけ絵本。ページをめくりながらイラストや動物の鳴き声を教えたりして楽しむことが出来ます。
もうじきたべられるぼく
もうじきたべられるぼく (単行本)
発売日:2022年08月09日
作: はせがわ ゆうじ
出版社: 中央公論新社
<あらすじ・内容>
号泣必至。ぼくはお母さんと会えるのか――
TikTokの読み聞かせ動画が300万回再生された泣ける話、待望の書籍化。「たべられること」を受け入れたぼくが、さいごにしたかったこととは。食育にもおすすめの1冊です。
<オススメポイント>
「たべられること」を受け入れたぼくが、さいごにしたかったこととは。食育にもおすすめの1冊です。
まとめ
今回は7月のAmazonの絵本売上ランキングと、8月の新刊情報についてご紹介しました。絵本は新刊だけでなく、ロングセラーとなっている絵本もオススメです。Amazonにはたくさんの絵本や新刊が販売されているので、ぜひチェックしてみてください。