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赤ちゃんの熱中症対策3選!!

夏は35度を超える日もあり、外出時は赤ちゃんの熱中症が心配ですよね。長時間の屋外でのお出かけだけでなく、温度が高い室内にいても熱中症になります。赤ちゃんは自分で体調管理ができず意思が伝えられないので、親がしっかり熱中症対策をしてあげなければいけません。

そこで今回は、赤ちゃんの熱中症の症状や熱中症対策についてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

 

赤ちゃんの熱中症のサインは見逃さないで!

赤ちゃんの熱中症対策3選!!

赤ちゃんは自分で体温調節ができないので、親が熱中症のサインに気づいてあげることが大切です。熱中症のサインはさまざまですが、気づかずに過ごしていると嘔吐や意識障害などが起き、最悪の場合死に至ることもあります。

赤ちゃんの熱中症のサインを見逃さず、しっかり対処するようにしましょう。

 

赤ちゃんの熱中症はどのような状況で発生するの??

赤ちゃんの熱中症は以下のような状況で発生します。

  • 直射日光が当たる場所で長時間遊ばせる
  • 車内に置き去りにする
  • 水分不足
  • 厚着をさせている
  • 気温の高い室内で室温管理ができていない

 

熱中症は、日中気温が高い時間に長時間外にいることで熱が体にこもり体温が上昇したり、水分不足によって発生します。直射日光が当たる場所で休憩や水分補給をせずに遊んだり、車内に赤ちゃんを置いて買い物に行ったりすることは、短時間でも熱中症になる危険があります。

特に、赤ちゃんを車内に置いて買い物に行くと、エアコンが切れた車内温度は50度以上になりとても危険で、死に至るケースもあります。直射日光も当たりどんどん体温が上昇していくので、短時間でも車内に放置したまま出かけるようなことはやめましょう

 

注意したいのは室内も同じです。「室内だから安心」というわけではありません。日が当たる窓際で寝かせていたり、冷房を使わず部屋の温度が上昇することも、赤ちゃんが熱中症を発症する原因になります。エアコンや扇風機を活用して熱中症にならないように気をつけましょう。

 

また、赤ちゃんはベビーカーで移動することが多いですが、ベビーカーは背が低く地面に近いため、地表から照り返す熱を受けやすくなります汗をかいているのにそのままにしたり、直射日光が当たっているのに帽子やサンシェードを使用しないと赤ちゃんの体温がどんどん上昇してしまいます。

 

 

赤ちゃんの熱中症の症状は?

赤ちゃんの熱中症対策3選!!

赤ちゃんの熱中症の症状には以下のようなことが挙げられます。

  • 触れると体が熱い
  • ぐったりしている
  • 顔が赤くほてっている
  • おしっこの量が少ない
  • 38度以上の熱がある
  • いつもより母乳やミルクを欲しがる

赤ちゃんは喉がかわいていても伝えることができません。いつもより元気がなかったり、頬が赤くなっていたり、体が熱いなど、熱中症の症状はたくさんあります。また、めまいや嘔吐などの症状もあるので、普段から熱中症対策をすることが大切です。

 

 

赤ちゃんの熱中症対策はこの3つ!

赤ちゃんの熱中症対策3選!!

赤ちゃんが熱中症にならないように、熱中症対策をするようにしましょう。今は、さまざまな熱中症対策グッズが販売されており、お出かけの際に役立つ商品がたくさんあります。基本的な対策から、グッズを活用した対策までご紹介していきますので、参考にしてみてください。

 

暑さ対策グッズを活用

赤ちゃんの熱中症対策3選!!

赤ちゃんが熱中症にならないように、暑さ対策グッズを活用しましょう。ベビーカーでお出かけをする際は、ベビーカー用の扇風機で赤ちゃんの体温があがらないようにしたり、サンシェードで日差しをガードしてあげましょう。

また、ベビーカー専用の冷却シートもおすすめです。保冷剤ポケットがある場合は、保冷剤を使って暑さ対策ができます。他にも、ひんやりした素材のものや吸収性のあるものまで、たくさんの冷却シートが販売されています。

また、抱っこひもを使用する際は、抱っこひも用の保冷シートや保冷パッドを活用してみてください。クールタオルを使って体を拭いてあげるなど汗をかいているときにできる対策グッズも持ち歩くと良いでしょう。

 

水分をこまめに与える

赤ちゃんの熱中症対策3選!!

暑さでたくさん汗をかき水分が失われると熱中症の原因になります。お出かけの際も室内でも水分はこまめに与えるようにしましょう。乳児はミルクや母乳、麦茶、イオン飲料をこまめに与えて対策をしてください。

 

衣類で対応調整をする

赤ちゃんの熱中症対策3選!!

直射日光が当たると、体が熱くなり体温が上昇してしまいます。帽子を被せたり、通気性の良い服や汗をよく吸う肌着を着せるようにしましょう。コットン素材や、吸収性の良いフライス素材がおすすめです。汗をたくさんかくので、お出かけの際は着替えも用意しておくと安心です。

 

 

赤ちゃんが熱中症になってしまったら

赤ちゃんの熱中症対策3選!!

厳しい暑さが続く夏は、対策をしていてもいつ熱中症になってもおかしくありません。ここからは、もし赤ちゃんが熱中症になってしまったときの対処方法についてご紹介します。

涼しい場所に移動する

まずは、涼しい場所に移動して体を冷やしてあげましょう日陰や冷房の効いている室内に移動し、衣服を脱がせてください。濡れたタオルで首や脇の下などを冷やし、扇風機やうちわで風を送ることで体の熱が放散されます。

 

 

水分や塩分を補給する

熱中症になっているときは汗を大量にかいているので、体の水分が失われています。なので水分を与えて、塩分も一緒に補給させるようにしましょう。一気に与えるのではなく、こまめに与えましょう。

 

 

まとめ

今回は、赤ちゃんの熱中症のサインや熱中症対策についてご紹介しました。赤ちゃんは言葉で伝えることができないので、親が熱中症のサインや体の変化に気づいてあげることが大切です。「いつもと違うな」と感じたらすぐに対処しましょう。

 

猛暑が続き熱中症が心配になる時期ですが、対策をしっかりして暑さから赤ちゃんを守ってあげましょう。