子供にとって褒められることはとても嬉しく、褒められたことで自己肯定感が高まったり、自信に繋がるのでとても大切です。
しかし「どんな言葉で褒めたらいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
もしかしたら間違った褒め方をしている方もいるかもしれません。
そこで今回は子供を褒める際のポイントや、子供にとって嬉しい褒め言葉の文例をご紹介します。子供を褒める際にぜひ参考にしてみてください。
褒める効果とは??
子供にとって、親や保育士から褒められるのはとても嬉しいことですよね。子供を褒めることで、以下のような効果を期待できます。
- 自信がつき自己肯定感が高まる
- 向上心やチャレンジ精神が育つ
- 前向きに取り組むようになる
親や保育士さんに褒められると、自信が持てるようになり「次はこうしよう」「もっと頑張ろう」といろいろなことにチャレンジしてみようと思うようになります。
一方、頑張っても褒められなかったり叱られてばかりいる子供はやる気が低下したり、ネガティブ思考になってしまいます。もちろん悪いことをしたときに叱ることは大切です。何でも褒めればいいというわけではないので、注意しましょう。
実験で「褒める」方が効果的があると判明
子供を褒めることは、実験でも効果的であることが判明されています。
このような実験結果からも、できていないところや失敗を叱るのではなく、できている部分を褒めることが子供の自信や自己肯定感につながることが分かりますよね。
勉強だけでなくスポーツ、親のお手伝い、できるようになったことはどんな小さなことでも褒められると嬉しく「もっと頑張ろう」と思えるので、過程や努力していることを褒めるようにしましょう。
子供を褒めて伸ばす言葉!3つのポイント!
子供を褒めるには3つのポイントがあります。子供が「もっとやりたい」「頑張りたい」と思えるような褒め方をして子供を伸ばしてあげましょう。
ここからは、子供を褒める際のポイントについてご紹介していきますので、どんな褒め言葉が良いのか分からない方は、文例も載せますのでぜひ参考にしてみてください。
子供が頑張れる言葉で褒める
子供は保育士さんや親から褒められると嬉しくなって「もっと頑張ろう」とやる気を出します。結果だけではなく、その過程もしっかり褒めるようにしましょう。
- 毎日練習したから逆上がりができるようになったね!
- お片付けが一人でできるようになったね。すごいね
- 前より上手にお絵描きできるようになったね
「毎日練習したから〜」と言われると、子供は「ちゃんと見てくれているんだ。もう少し頑張ろう」と思うようになります。頑張っている姿を見ていることを伝え、過程を褒めてあげましょう。
子供に自信を持たせる言葉で褒める
子供が自信を持てるように、自己肯定感が高まる褒め方をしてみましょう。自己肯定感が高まると前向きに物事に取り組んだりチャレンジしようとしたり、行動範囲が広がったり好奇心を持つようになります。
逆に褒められたことがない子供は自己肯定感が低くなり、挑戦する気持ちになれなかったり、前向きに考えることができなくなってしまいます。自分の行動が認められ褒められると自信に繋がるので、その都度褒めてあげるようにしましょう。
- 毎日練習を頑張ったから泳ぐのが上手になったね
- 速く走れるようになったね
- 一人でお着替えできるようになったね。すごいね!
もし失敗しても、挑戦しようとしたことを認めて褒めてあげたり具体的な言葉を使うようにしましょう。
また、スポーツや子供の好きな遊びで成功体験を積み重ねて、子供が自信を持てるような環境を作ってみるのも良いでしょう。小さな成功が自信に繋がりますよ。
子供の成長を喜ぶ 言葉をほめる
子供ができるようになったことを一緒に喜んであげると、自己肯定感が高まり、自信にも繋がります。
「◯歳のときはできなかったけど、できるようになったね」と子供の成長を喜ぶ気持ちをしっかり伝えてみてください。
- 逆上がりができるようになったね!すごい!
- お手伝いしてくれたから助かったよ。ありがとう。
- 集中して上手に絵がかけるようになったね
ただ「すごいね!」と言うだけではなく「◯◯できてすごいね!」と、具体的に何が出来るようになったのかを褒めてあげましょう。
このように子供の成長を褒めて、喜んであげると「ちゃんと見てくれてるんだ」「もっと頑張りたい」という前向きな気持ちに繋がっていきます。
まとめ
子供は小さなことでも褒められると嬉しくなり、自信に繋がります。結果を褒めるのではなく、過程や努力していることを褒めてあげて「ちゃんと見ているよ」ということが伝わるようにしましょう。保育園や家庭で褒めて伸ばすことは自己肯定感が高まったり、自信に繋がる良い効果があります。幼少期の過ごし方はその先のチャレンジ精神や人間関係にも大きく影響するもの。
間違ったことはしっかり叱り、できたことは小さなことでも一緒に喜び、子供の可能性を広げてあげましょう。