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8月のクラスだよりの書き方!~0歳児、1歳児、2歳児クラス編~

今回は乳児クラス向けのクラスだよりの書き方のご紹介です。

8月は夏真っ盛り!園では様々な行事もあると思います。それと同時に、自分で水分補給が難しい乳児クラスさんは熱中症や脱水症状などに十分に気を付けなければいけない時期です。クラスだよりでは、園での様子を伝えることはもちろん、体調を崩さないように園内でどのように工夫しているのかや、家庭でも気を付けて欲しいことをお知らせすると良いと思います。子どもたちが自分で園での出来事を話すことが出来るのはもう少し先です。
保護者に安心して預けていただけるように子どもたちの遊んでい様子や、小さな成長もエピソードを交えてお伝えすると喜ばれると思いますよ。

 

 

保育園のクラスだよりの書く注意ポイント!

みなさんの園はクラスだよりはパソコンで作成していますか?手書きで作成していますか?最近はIT化が進んでいる園も多いかもしれません。どちらにも共通してクラスだよりを書いていく際に注意するポイントがありますのでお伝えしていきますね。

 

誤字脱字

クラスだよりだけではなく、連絡帳の記入の際にももちろん、誤字脱字はしっかりと確認していきましょう。手書きの際は書き終えた後もう一度自分で読み直し、自信のない漢字はしっかりと調べ直しましょう。パソコンで作成している場合は、打ち間違いや変換ミスが意外と多くあるものです。パソコンの画面上では気が付かない場合があるので、一度印刷をして読み返すようにしてみましょう。

 

見出しを端的に!

見出しは短く端的にしましょう。例えば、「●月×日に〇〇公園に遠足に行った」というエピソードを書く際には、「遠足、楽しかったね!」「たくさん歩いたね!」など、子どもの様子が一言で分かるような見出しにすると良いでしょう。そして保護者に『何が楽しかったんだろう…?』と内容を読みたくなるような気になる見出しにすると読み手側にも楽しんでもらえますよ♪

 

文字長さを気をつける!

一文が長くなり過ぎないように気を付けましょう。伝えたいことがたくさんあるとどうしても文章が長くなってしまいがちです。


”○○公園に着いてから、みんなで遊具で遊び、その後はお弁当を食べることになりましたが、まだまだ遊び足りなかったようで、おうちの人が作ってくれた美味しいお弁当を大喜びですぐに食べ終わり、食べ終わった子から遊具に向かって走っていきましたよ。”
という一文を簡潔にしてみましょう。
”〇〇公園に着いて、まずはみんなで遊具で遊びました。その後は楽しみにしていたお弁当の時間♪おうちの人が作ってくれた美味しいお弁当を大喜びで食べていました。まだまだ遊び足りなかったようで、食べ終わった子から遊具に向かって走っていきましたよ。”
いかがでしょうか?一文で伝えるよりも分かりやすいと思いませんか?文章を繋げるのではなく、どこで区切ることが出来るか考えていきましょう。

レイアウトを固定し、大事なことは毎回同じ場所で紹介!

クラスだよりは毎月発行するおたよりですから、大枠は固定し、読み手が見やすくなるように工夫しましょう。クラスの様子を上段、左下にお知らせ欄、右下に行事予定など、場所が固定されていると、保護者も行事や持ち物などを確認しやすくなります。
お知らせや変更事項を別紙で渡すと、管理が苦手な保護者は紛失してしまう可能性もあります。急遽の場合は仕方ありませんが、なるべくクラスだより内でお知らせできるようにすると良いですね。

8月の保育園で乳児(0歳児、1歳児、2歳児)のクラスだよりの書くポイント!

7月のクラスだよりの書き方!~3歳児編~

8月のクラスだよりにぴったりな、季節の挨拶をご紹介します。

土地や園行事で変わる部分もあると思いますので、あなたの保育園で出すおたより用に、アレンジして使ってみてくださいね。

 

8月の季節の挨拶の文例

・朝顔やひまわりなど、夏ならではの花が咲き始めましたね。

・気持よく晴れ渡った青空と共に、ついに暑い夏がやってきました!

・元気なセミの鳴き声が聞こえてきて、夏真っ盛りですね。

 

 

挨拶分に続き乳児らではの姿なども入れるのがオススメです!

季節のあいさつの後に、乳児さんの保育園の様子を入れてみましょう。

乳児さんは、基本的生活習慣についてやどのように園生活を過ごしているのかを書いていくと良いでしょう。

 

0歳児さんであれば、ベビーカートに乗ってお散歩に行くとどんな様子なのかなど、過ごし方を伝えると良いですね。
<文例>
本格的な夏を迎え、0歳児さんも毎日暑そうです。暑い日は、ベビーバスやたらいに温水を入れて、水遊びを楽しんでいます。気持よさそうにしている姿はとてもかわいいです♪こまめに水分補給をとしながら、体調管理にはしっかりと気を配っていきたいと思います。
1歳児さんは、自分で服を着脱しようとしたり、玩具や周囲に興味を持ち始めてくる時期です。生活面での成長の様子に目線を向けて伝えるようにしましょう。
<文例>
1歳児さんの最近の楽しみは、『水遊び!』ジョーロからお水が出てくると、大喜びで手を伸ばしたり、目をきゅっと瞑ったり、とても楽しそうです。これからもまだまだ楽しんでいきたいと思います!

2歳児さんは、言葉が少しずつ出始めてくる時期ですね。「せんせー、こっち!」「やだ!じぶんで!」など、自我も芽生え主張もしてくる頃です。子どもたちが発する言葉をエピソードを交えて書くと園での生活や子どもの成長を保護者も想像しやすいでしょう。

<文例>
・「せんせー、あついねぇ」「みず、する?」と、すっかり水遊びの虜になってしまった2歳児さん。みんなからのかわいいおねだりにはかないません。暑い日は水遊びを楽しんでいます。最近は着替えもスムーズに出来るようになってきて成長を感じています。水鉄砲やジョーロなどおもちゃの使い方もばっちりで、夏を思い切り楽しんでいます!

 

8月のクラスだよりで保護者に伝えること

・8月の保育園の行事について

・保育園からのお知らせやお願い

・乳児が8月にかかりやすい病気

乳児クラスは、初めての園生活の保護者が多いので、より丁寧に伝えていく必要があります。文章が長いと何が大切なのか分からなくなってしまうので、重要事項は箇条書きで、必要な持ち物がある場合や締め切りがある場合は二重線や太字にするなどして読み手側がパッと見て分かるように工夫しましょう。

病気の面は、病気の種類によっては登園停止対応が必要なものもあるので、記載していく必要があると言えます。8月は気温が高く熱中症の心配もあります。水分補給をこまめに摂ることや、熱中症の主な症状を書いておくと良いですね。

 

保護者の参加が必要な行事がある場合のお知らせも早めに伝える必要があります。働いている保護者にとっては急な休みを取ることは難しいです。見出しで分かりやすく掲載していきましょう。

 

まとめ

7月のクラスだよりの書き方!~4歳児編~

今回は乳児クラスの8月、というポイントで解説しましたが、基本的なことは幼児クラスと変わりません。自分の言葉で伝えることが難しい乳児クラスだからこそ、園でのエピソードやクラスの様子は保護者にとってとても知りたい情報なのです。

クラスだよりは、保護者との信頼関係を築くきっかけにもなる大切なツールです。毎月の発行だからこそ、先生方にとっては大変だと思いますが、普段の子どもたちの何気ないエピソードをメモして、エピソード貯金をしながら、楽しみながら書いてみてださいね。