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保活はいつから?やり方やスケジュールを解説します!秋生まれ(10、11、12月)編

10、11、12月生まれの保活は出産前から始まる!

『保活』という言葉を聞いたことはありますか?保活とは、『子供を保育園に入れるために親が行う活動』のことを言います。自治体によっては待機児童の数が多く、入園したい時期のギリギリに連絡をしても空きが無くて希望の時期に入園できないということがあります。

特に4月から入園したいという方は多いので、競争率は必然的に高くなるのです。

産休・出産後、育休をとらずにすぐに働く予定のある方は、出産前から保育園を探す必要があるのです。

保活はいつから?やり方やスケジュールを解説します!秋生まれ(10、11、12月)編

秋生まれの場合、0歳児の4月から入園も可能

労働基準法によって、産後8週間まで休業する義務があります。 そのため、子どもを保育園に預ける場合は、最短で生後2ヶ月(生後57日)からとなります。

秋生まれの子どもたちは生後2か月以上経っていますので、4月からの入園は可能ですが、自治体や園によっては、生後6か月以上からなど受け入れる月齢が違うところもありますので、しっかりと何か月から入園できるのかを確認する必要があります。

 

 

秋生まれの場合は、仮申込みとなることもある

自治体によっては、出産予定日を元に『仮申し込み』を行える場合があります。ですが、生まれた後に『本申込み』をする必要がありますので、忘れないようにしてください。

 

1歳児入園は激戦

実は、0歳児の入園よりも、1歳児の入園の方が、枠が少ない場合が多く激戦となることが多いです。

1歳児クラスが20名の定員の園があるとします。元々0歳児で入園していた子が10名いたとすると、残りの枠は10名です。必然的に新規受け入れ人数が少なくなってしまいますよね。そのように、年齢が上がっていくにつれて、“在園児の人数”を加味しなければならないのです。

 

 

ちゃみせんせい

注意!加点要件を確認しておこう

認可保育園入園は、世帯状況をポイント化した「点数」によって選考されます。この点数は、「指数」と呼ばれ、「基準指数」と「調整指数」の合計で計算されます。点数が同じ場合は、「優先順位」によって順位付けされ、優先度の高い順に入園が決まることとなります。

基準指数とは・・・就労状況(フルタイム勤務かどうかなど)や健康状態(病気や障害など)のような、保護者の基本情報をポイント化した点数のことを言います。

調整指数とは・・・在園中の兄弟姉妹がいるか・ひとり親などの家庭の状況に合わせて、加点・減点の調整をする点数のことです。

優先順位とは・・・同一指数の希望者がいた場合に入園できる人を決定するための順位づけの基準のことです。

子育てと両立しながら仕事をするには、時短勤務の方が良いと考える方も多いかもしれませんが、保活の点数制度では、夫婦フルタイム共働きの世帯が最も点数が高くなります。

また、保育園の申込前に、職場復帰し認可外保育所やベビーシッターを利用したことがあると、加点や優先順位が上がることもありますよ。自治体により実績が必要な期間や時間数、費用は異なるので、自治体の子育て支援課にあらかじめ聞いておくと良いですね。

 

 

出産前の保活!保育園探しはここがチェックポイント

実際に子どもが生まれる前に保育園を探すと思っても、なかなかイメージが付きにくいですよね。ではここで出産前の保活での、抑えておくべきチェックポイントをご紹介します。

保活はいつから?やり方やスケジュールを解説します!秋生まれ(10、11、12月)編

1.資料請求をしよう

自治体の子育て支援課や、保育園の玄関などに園のパンフレットが置いてあります。気になる園がありましたら、まずはパンフレットや園のHPを見て園の理念やスケジュールや行事など、特色としているものに目を通して情報収集すると良いでしょう。園ごとに、外遊びを売りにしていたり、教育活動を売りにしていたり、園の特色は違います。保育方針を知ることで、入園させたい園の候補がいくつか絞れるのではないかと思います。

 

 

2.施設見学をしよう

本当に生まれる前に保育園見学などに行っても良いのか・・・と不安になる方も多いのではないかと思います。ですが、保育園の先生方は慣れていらっしゃるので、快く案内してくれますよ。

見学会を開催している園以外は、こちらの希望日に園見学をさせてもらえることが多いです。ですが、保育園でも行事等があり見学が難しい日もありますので、何日か希望日をあらかじめ決めておくと良いでしょう。

 

3.総合判断をしよう

園見学をすることで、質問や疑問を保育士の先生に直接聞くことが出来たり、実際に園の雰囲気を知ることが出来ます。資料と園見学を経て、総合的に判断しましょう。

すごく雰囲気の良い園だけれど、自宅からかなり距離があり送迎が大変だ、といった問題も生じるかもしれません。基本的には毎日送迎することになりますので、実際に仕事をしながら保育園に通うことを想像しながら、自宅から園への距離・職場から園への距離・どのように送迎する予定なのかなども念頭に置いておく必要があります。

 

 

 

生後4~5ヵ月での入園のケース!気を付けるポイント3選

 

冷凍母乳に対応してるか

園によっては、冷凍母乳の受け入れに対応していないこともあります。保育園の方針やルールは守らなければいけません。母乳での育児を希望の場合は、入園が決まる前に冷凍母乳に対応しているか確認する必要があります。

 

離乳食を始めたら保育園に伝えることが大事

離乳食はだいたい生後5か月ごろからスタートします。離乳食をスタートする際には、早めに保育園に伝えましょう。給食開始の申込が毎月15日までなど、園ごとに申込みの締め切りが決まっている場合も有ります。そのため、事前に相談しておくと安心ですよ。
また、アレルギーの有無を確認する食材テストも必要となります。牛乳アレルギーや小麦アレルギ、卵アレルギーなど様々な種類のアレルギーがあり、万が一口に入れてしまったときは命にかかわることもあるので慎重にならなければいけません。保育園ともしっかりと相談しましょう。

 

ミルクの練習をしておく

母乳に慣れている赤ちゃんは、哺乳瓶に慣れず、飲もうとしない場合があります。保育園入園前に、家庭で早めに哺乳瓶の練習を始めておきましょう。

 

 

 

まとめ

保活はいつから?やり方やスケジュールを解説します!秋生まれ(10、11、12月)編

いかがでしたか?これから出産を迎える方々の少しでも参考になると嬉しいです。

『保活』は大変なイメージもありますが、子どもたちが一日生活をする場所となりますので、資料や園見学に行き、園の雰囲気を知ってから希望の園を見つけられると良いですね。ですが出産前の方は、ご自身の体調が最優先です!赤ちゃんのためにも、体調の良いときに行動するようにしてくださいね。