・子どもの成長に関わる仕事
・子どもに生きていく上で必要な知識やルールを教える仕事
子どもと関わる仕事、保育士ならではのやりがいをご紹介します!
1、子どもの成長を実感できる
何より、保育士の仕事の魅力は、子どもの成長に関われること。
初めてハイハイした!言葉を話すようになった!など、少しずつ出来るようになっていく姿、子どもの成長を感じられることが幸せです。
2、保護者の力になれる
子育ては悩むことが多いです。そんな保護者の抱える悩みに、保育士としての知識と経験を活かし、助言やアドバイスをして力になることができますよ。保護者の方の「ありがとう」の言葉や笑顔に元気がでます!
3、大きな行事や四季折々の行事を子どもたちと一緒に体験できる
他の仕事ではなかなか経験できない、運動会や発表会などを子どもと一緒にやりきった時の達成感は、格別。
行事に向けて取り組む中で、子どもたちの姿から学んだり、行事を通して子どもたちが大きく成長していく姿が見られます。
他にも、七夕や節分など伝統行事を伝え、一緒に楽しめることも素晴らしい仕事の1つです。
長時間勤務のイメージの方が多いと思いますが、1日8時間勤務が一般的。
早朝保育や延長保育をおこなっている場合は、3交代のシフト制を取っている園も多いです。時期によっては、行事の準備などで残業があることもありますが、1日の流れはこんな感じです。
園にもよりますが保育士の方は、7時か11時くらいの間に出勤して9時間拘束、8時間労働をして帰宅するのが一般的です。
一日の流れは以下の内容に詳しく書いてありますのでご覧ください!!
実際に保育士として働いて大変に感じることを紹介します!
1、子どもの命を預かる責任
何よりも大切な子どもを預かっているという責任が大きい仕事です。怪我なく、元気に保護者に返すことを常に意識して保育します。
2、人間関係
保育士の9割は女性。女性ならではのトラブルが起きることもあります。保護者対応でも、理不尽な要求を繰り返す保護者もいて疲れてしまうことも。
3、人材不足
保育士には、慢性的な人材不足の問題があります。仕事量、残業の多さも問題になっていて、保育士として働こうとしている人の心配事になっています。
4、休みが取りづらい
幼稚園と違い夏休みや冬休みがないため、まとまった休みが取りにくいということも。休日に運動会や発表会などの行事があることも、休みが取りづらい理由の一つです。
5、子ども一人ひとりの性格などの理解
子どもの年齢が上がるほどにクラスの受け持ち人数が多くなるので、それぞれの子どもの特性を把握するのが大変に感じることもあるようです。
6、体力勝負
子どもを抱っこしたり、逃げる子どもを追いかけて走り回ったり。仕事の量など、体力的にもハードな仕事と感じることも多くあります。
保育士の役割ってなに?
・保護者を支え、保護者と一緒に子どもを育てていく存在
・社会に必要とされている仕事
保育士の社会的役割とは、保育士が行ってる社会に対する貢献のことです。
1、子育て家庭の支援
近くに子どもを預かってくれる人がいないという家庭がたくさんあります。
子どもを預かってくれる保育園はとても大切な存在です。
子育て家庭を支え、子どもを一緒に見守ることで保護者が1人で悩むことを防げます。
2、少子化問題の解決につながる
出産後に安心して子どもを預けたりして育てられる環境があることで、子どもを産み育てやすく感じる女性が増えるのではないでしょうか。
3、待機児童問題の解決につながる
保育園があっても、保育士がいなければ、子どもは預かれません。
保育士として働くこと自体が、社会問題解決の大きな役割を果たしているのです。
保育園で、保育士がする重要な仕事を6つ紹介します。
1、生活習慣を身につける
生きていくうえで必要な習慣を教えていくことは、大切な仕事の1つ。
食事の方法や排せつ、着替えなど、最初からうまくできる子どもはいません。
一人ひとりの発達のペースに合わせて、丁寧に根気よくサポートしていきます。
また、ハグや手を握るなども、子どもの安心感につながり、情緒が発達する大切なコミュニケーションの一つです。
2、社会生活のルール
社会性や協調性を育むことも大切です。
人と関わるために必要な基本の行動として、あいさつや先生との話し方、友達との関わり方などを教えます。
3、遊びの中で知識や考える力を付けさせる
保育園で行う遊びには、保育士が意図する学びが含まれています。
絵本の読み聞かせで物の名前を覚えたり、工作で文房具の使い方を学ぶことができます。
読み聞かせは、感受性の成長にも必要で、自分の気持ちを表現したり、相手の気持ちを読み取る力が身に付きます。
4、簡単な遊びを通して体力を付ける
外遊びをすることで体力を向上させたり、手足をコントロールする力、遊具の使い方や相手と譲り合って遊ぶルールなどを学びます。
5、家族関係のサポート
保育士は子どものお世話だけではなく、保護者の子育てを支えることも大切な仕事です。
子どもとの関係や成長のペースの悩みなど、保護者の話を聞き、保育園での様子を伝えていくことで、保護者と一緒に子どもを育てていきます。
子どもの健康や精神状態のチェックも大切です。
6、地域の協力を得るための活動
保育園の運営に、地域の協力は欠かせません。
近隣住民との交流として地域のイベントに参加したりして、保育園の活動を知ってもらうことも大切な仕事です。
保育士に向いている人ってどんな?
・責任感、社交性、協調性、リーダーシップのある人
・子どもが大好きで、子どもの目線に立って一緒になんでも楽しめる人
・子どもの発達についての視点を常に持てる人
保育士に求められる資質として、子どもの安全や発達を守る責任感、子どもや職員同士の関係で大切な社交性、協調性といった部分が必要になります。
ですが、何より、自分自身が保育士を目指したきっかけや、どんな保育士になりたいと思うのかという信念を大切に、日々の仕事で学び続けることが大切だと思います。
保育士の資格を生かした仕事は他にもある?
・子どもに関わる会社で保育士の知識を活かして働く
・子どもと触れ合う仕事に就く
保育士の資格は、子どもに詳しい専門家。子どもに関わる様々な仕事に就くことができます。
保育園だけではなく、保育関連会社の一般企業での採用もありますよ。例えば、子ども服ブランドや写真スタジオ、オムツなどの育児用品会社、キッズ用品の販売スタッフなどです。
他にも、子どもの成長・発達の知識を活かし、幼児教室、スポーツや芸術の習い事、英語や知育系の塾などでも働けますよ。
おもちゃコンサルタントとは、成長や発達とおもちゃの関わりなど、幅広い視点でおもちゃについて学べる講座のこと。
また、おもちゃインストラクターは、廃材などの身近な材料を使ったおもちゃの作り方を教えたり、子どもの遊びの世界を広げるサポートをする民間資格です。
保育士や、幼稚園の先生など子どもの教育に関わる人、子育て中のママに人気です。
子どもの発達を意識したおもちゃを知ることで、保育園でも家庭でも、より楽しい時間を過ごせますよ。