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(幼児クラス編)6月の制作遊び!保育園関係者は必見です!

じめじめする日や雨の日が続く6月。保育園では梅雨の時期、どんな製作遊びを取り入れたらいいのか悩む保育士が多いのではないでしょうか。

雨の日は外で遊ぶことができないので、室内で楽しめる製作遊びを取り入れましょう。

今回は幼児クラスの製作の狙いや、年齢別に楽しめる6月の製作遊びをご紹介していきます。

~0歳、1歳、2歳(乳児クラス編はこちらより)~

幼児クラスの制作のねらい

幼児クラスの製作のねらいには以下のようなことが挙げられます。

・製作遊びを通してルールや遊ぶ楽しさを知る

・友達がしていることに興味を示す

・コミュニケーション能力を身につける

・道具の使い方や片付けなど自分でやろうとする

・季節や文化の背景を学ぶ

保育園での製作遊びは、このようなねらいを含めて正しい道具の使い方を知り、自分で製作することの楽しさを感じられるような遊びをしましょう。

保育園の3歳児の6月おすすめの製作!

3歳児になると手先が器用になってきたり、言葉を話しだしたり、四角や丸など簡単な絵を書けるようになるなどできることが増えてくる時期です。

簡単なルールを理解して守ることができるようにもなるので、保育士は子どものペースに合わせて一緒に製作遊びをしてみてください。

そして、そんな3歳児にはハサミやのりなど身近な物を使った製作遊びを取り入れましょう。

あじさい作り

画用紙や折り紙を使って、カラフルなあじさいを作ってみましょう。

3歳児になると手先が器用になってくるので、ハサミを使った製作を取り入れてみましょう。

その場合、保育士が折り紙に線を引いておいたり折れ目をつけておくと、3歳児でも簡単に切れますよ。

折り紙は一色でもいいですし、何色も使ってカラフルにして色んなアレンジを加えると3歳児でも楽しく製作できます。

てるてる坊主

雨の日が続くと、空気も気分もどんよりしてしまいますよね。

子どもたちの雰囲気を明るくするためにも、保育園では「晴れてほしい」という願いを込めて、てるてる坊主を作って飾ってみましょう。

てるてる坊主は、ティッシュを数枚丸めて、輪ゴムや毛糸で首を止め、油性ペンで顔を書いて完成です。

また、ビニール袋やカラフルな画用紙などを使うのもいいですね。

てるてる坊主を作る時は、なぜ作るのかを子どもたちに説明すると、作る楽しさや晴れることを願いながら楽しく製作ができると思います。

実際に作ったてるてる坊主を窓際に飾ると、子どもたちの気持ちも晴れやかになるでしょう。

折り紙で傘作り

折り紙を折ったり、持ち手をのりで貼り付けるだけで完成する傘作り。

持ち手の部分はクレパスやテープに変えても可愛らしくなりますし、何個も作ればカラフルな傘が集まって室内が明るい雰囲気になりますよ。

画用紙に雨の形をした折り紙や、先程紹介したあじさいを貼り付ければ、雨の時期でも楽しく過ごせそうな壁面装飾になるので、子どもたちのアイデアをたくさん取り入れてみましょう

保育園の4歳児の6月おすすめの製作!

4歳児になると自分でできることが増え、友達と一緒に楽しんだり、自分のやりたいこと、作りたいものを伝えることができてきます。

身近なものを使ったり、保育士や友達と一緒に遊んだりして、好奇心を刺激するような製作遊びを取り入れましょう。

折り紙でカエル作り

大きめの折り紙を用意して、折ったり畳んだりの動作を繰り返し、指先を使ったカエル作りをしてみましょう。

細かい工程が多く難しいかもしれませんので、保育士さんは子どもたちと一緒のペースで折り進めてください。

梅雨の時期だからこそカエルの製作を取り入れることで、カエルに興味を持ったり、季節を感じるきっかけにもなるでしょう。

カタツムリの時計作り

6月10日は「時の記念日」です。

数字に興味を持ち始める4歳児とカタツムリの時計を一緒に作って製作遊びを楽しみましょう。

画用紙に数字を書いたり、のりやテープを使ったりと身近なものの使い方を覚えて、カラフルなカタツムリを作ってみてください。

また、数字の書き方が分からない子には保育士が時計を見ながら教えてあげましょう。

保育園の5歳児の6月おすすめの製作!

5歳児になると積極的に挑戦したい気持ちが出てきたり、人の顔や体を描けたり、ハサミやのりなど道具の使い方を理解して使えるようになります。

また、言語能力もさらに発達する時期ですので保育士や友達の言葉を理解し、しりとりやおしゃべりができるようになります。

できることがさらに増えていく5歳児には、ハサミやのりのほかに、紙コップを使った製作遊びを取り入れてみましょう。

自分なりに作りたいもののイメージを持ちながら製作遊びをする子どももいるので、少し工程が多い立体的な製作にも挑戦してみるのもいいですね。

また、5歳児は、道具の使い方を工夫して表現することを楽しむ、自分の思いを伝えて友達と一緒に工作を進めることをねらいとしながら製作遊びを行いましょう。

腕時計

紙コップの底や、ペットボトルの蓋、画用紙などを使って腕時計を作ってみましょう。

切り取ったり、折り曲げたりクレパスで描いたりする作業が1人でできるようになるので、保育士はやり方を教えながら一緒に作りましょう。

時計部分の切り取り線は保育士があらかじめ書いて用意しておいてください。

腕時計を作ることで、時計や数字に興味を持ち、時間を大切にしようという気持ちを一緒に考えることができるといいですね。

画用紙で傘作り

カラフルな画用紙を使って室内に傘の飾り付けをしてみましょう。

画用紙を折ったり、のりやハサミを使うことを覚えたり、さまざまな色の組み合わせを楽しめるので、子どもたちの好きな色を使って傘作りを楽しんでください。

また、作った傘を室内に飾り付けると、梅雨のどんよりとした空気が明るくなり、子どもたちも笑顔になれるのではないでしょうか。

父の日のプレゼント作り

6月の父の日に向けて製作をする保育園は多いのではないでしょうか。

画用紙にメッセージや顔のイラストを描いたり、折り紙で花を作ったりするのもいいですね。

画用紙やフェルトを使ってコースターを作ると、お父さんが家で実際に使えるので、子どもも楽しんで作れるのではないでしょうか。

ホチキスやのりを使う作業も1人でできるようになるので、保育士は見守りながら一緒にプレゼントを作ってあげましょう。

まとめ

今回は6月の製作遊びについてご紹介しました。

6月は室内での遊びが多くなりますが、時計作りやあじさいなど季節に合った製作遊びがたくさんあります。

年齢によって少しずつできることが増えてくるので、子どもたちに合わせた製作遊びを取り入れて、楽しく梅雨を乗り切りましょう。